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2020 冬セミ 第一回実技 読図 旗尾岳 12/15
2019.12.15(日)
冬山セミナー第1回目の実技は、読図目的に旗尾岳へ行きました。
旗尾岳は河内長野にある標高548mの山です。山頂からの展望はよくありませんが、
その姿から天見富士とも言われます。標高は低いながら、尾根、谷地形がはっきりとして、
稜線歩きもアップダウンが激しく、地形を勉強するには格好の山です。
地形図をみてばかりで写真を撮り忘れ、気がつくと谷道を登り切り、気持ちのいい尾根に
上がってきました。送電線鉄塔は実際の山行では、非常にわかりやすい目印となります。
方向を確認しながら旗尾岳山頂に向かって尾根を登ります。
セミナー生6人が3人ずつ2班に分かれて、登りましたが、山頂で会ったので集合写真を。
地形図とコンパスは常に見れるように持ち歩きます。
2万5千分の1地形図を拡大印刷すると、等高線の微妙な変化もより分かりやすくなります。
事前に勉強した尾根上の隠れピークをひとつひとつ確認していきます。
ピークから尾根を下るときは、かならずコンパスで方向を確認します。
今日はピークハントより読図がメインなので、
府庁山まで行かずに折り返し地点を決めていました。
先行して引き返してきた1班とまた一緒になったので、集合写真2回目の撮影です。
鞍部(コル)で地形の確認。谷が両側から突き上げてくるけど、
それぞれの谷の大きさや傾斜も違うことをみています。
今日の折り返しの送電線鉄塔。鉄塔って、たいてい尾根上のちょっとしたピークにある。
地形図上で現在地と目的地の角度をコンパスに覚えさせて、進行方向を決める方法を実践。
「赤赤一致!」これで道なき尾根を目的地に向かって降りていきます。
尾根がわかりにくくなり、どっちに行けばいいのか皆で地図をみながら考える。
本日最後のピークにあった戦時中の遺物、防空監視哨跡
最後の道なき尾根を下ってゴールに向かう
無事、ゴールの南海 天見駅に到着。先発の1班のスタッフが待ってくれていた。
スタートしたときはコンパスの方向を確認するのも、ちょっと自信なさそうだったのに、
まる1日読図すると、コンパスがないと不安になるくらいになるくらい
使いこなせるようになったかな。
読図は「習うより慣れろ」の部分が大きいと思います。ときどきは読図メインの山行を。
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